製造工程における品質管理について

ひと昔前の計測器・検査装置は単なるGO-NOGO判定機でした。

その後、一部ではデータ収集目的でパソコンが使用される事があっても、検査記録としてのデータ蓄積は殆どの会社ではやっていない状況でした。

昨今では、食品の品質管理体制が問われています。お客様の立場に立った本来の品質管理はどこへ行ってしまったのでしょうか?

機械でも食品でも、日本人の持つ木目の細かい思いやりの心はどこへ行こうとしているのでしょうか?

ここでは、現場で働く若い人がどのように品質管理を行っていけば、効果がでるのかをお話したいと思います。

不良品データこそが正しい製品品質である

こう言うと、某社の社長は「そんな事言ってたら、仕事にならん」「第一不良品は客先に流れないからそのデータを取っても何にもならない」とのたまわれました。(よっぽど歩留まりの悪い会社なんでしょうねぇ)

トップがこれでは、品質のひの字も無いのは、懸命なる皆様なら察しがつくと思います。

不良品のデータ分析が行えるかどうかが、品質管理者(工程管理・生産管理)の実力のみせどころです。

その不良品データをもし記録していないとしたら・・・・・・・

良品記録なんか数百万あっても何にもなりません(だって良品なんでしょ)

不良品にマーキングしてみたり、不良品箱を用意しても効果はありません。不良品が流出してしまったら、後は言い訳の世界。

親会社から対策書を出せと言われて、四苦八苦。

挙句の果ては、教育の徹底とか・不良事例掲示とかでやり過ごしてたら自己嫌悪に陥りませんか?

本当は、どういう数値でエラーとしてリゼクトされたのかが問題なのです。

不良が不良品たる所以の数値が問題なのです。

機械が判定した数値を信じてはいけません。判定させるのは人間です。

機械に判定させているのは担当者の貴方です。

ですから、測定データの不確からしさを良く理解しておくべきです。

不良品の詳細データが取れる装置・機械・計測システムにするべきなのです。

そんな簡単な事がわからない上司が居るんですよ。意外と。

そんな上司がいる貴方へアドバイス

  • 不良品があるから流出するを肝に銘じてください
  • 不良品がなぜ発生するのか原因を追究する

原因を見つける必要はありません。追求すればいいのです。(結果として原因がわかります)

不良発生のメカニズムを徹底して追うのです。

その最善の方法は再現実験です。

事実に基づいた、徹底した数値分析を行ってください。

例えば

溶接箇所のモレ多発がした場合など溶接量の管理を徹底して行うのも良いでしょう。

これを人手で秤の数値を記録するぐらい、バカバカしい事はありません。

自動で記録して管理すべきなのです。

その為に、高価な測定器を購入しても、たいていは使い切れません。

そこで、弊社が扱っている機器をご検討していただければ、簡単にデータの収集・分析が行えます。

ぜひ一度お問い合わせください。

正規分布しているのかいないのか。

何をどのような条件で計ったものか。

想像力をたくましくして不良の追求を行えばきっと良い結果が得られるでしょう。